2015年04月

2015年04月09日

新譜「Tracker♪」を味わう(第二夜)


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ステージから見つめるその先は、どんな景色だろうか、、

マークの世界は、常に物語を見せる
新しい薫りを運んでくれた、新譜「Tracker♪」
何度も聴くほどに、沁み込んでいく
そしてまた、掴まれて離れないものになる



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マークのアルバムは、その度毎に違う包み方をする
強さも温度も優しさも、全てが違う、、そしてやっぱり最後には唸る、、
う''ーーーーーーっ、、何なのよ~~~これはーーーーーーー!!!
マーク、、どうしてこんなに凄いんだーーーーー!っとなるのだ

ワタシのド素人頭では、とても的を得た表現にはならない
しかし、感じたままのイメージをささ~っと書いてみよう、、
と、いうコトでの第二夜・・・☆


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1.Laughs And Jokes And Drinks And Smokes

新譜と言うだけで胸が高まる そして耳を澄ます我々に
どういう音で幕を開けるのか、、の期待に、マークは見事に応える
TOP曲に選ばれるものには、ある特別さ、も感じるだけに
この始まりの一曲目から、もう、、胸がギュンギュンに締め付けられている

曲のタイトルがいい、、軽快に運ぶメロディに、これまでの歩みを重ね
振り返る遠い時代、仲間たちと笑い、語り明かした日々、、
マークの声が心持ち、力に満ちていて、思わずジーンとなる
笑い、飛ばし、だから今がある、、と、歌うマーク
若いマークのフォトが物語る so young And always broke
そうさ、何度も折れそうになった、、だけど自分の道だったんだ・・・
分かち合った男たちと共に、ラストを静かに終えるフェード
その歩みと、今の笑顔が何とも切なさを感じさせる、、
堪らないギュンギュンに、、いきなりのズキューン!☆


2.Basil

まさに沁み込むように入り込む、マーク流のサウンド
しっとりと歌うバラードに、追うルースの声は柔らかく美しい
細くもなく、強い押しもない、見事な寄り添い型の声だ
印象的なメロディとコーラスは、いつまでも耳に残る
曲の奥で、マークの独特なギターの音が鳴く、、
トレードのようなその響きに、繊細でありつつ力を感じ、、ズキューン!☆


3.River Towns

聴き心地満点なメロディ♪ マークがフレーズ冒頭で発する
...To meet my boat この‘‘ボート’’と言う時の声が好き!(何だそれ?)
マークのアルバムには、懐郷のような曲が必ずある、、
と、思っていて、あの時代、支えた者たち、そういった景色を浮かべ
振り返る今の自分に置き換えたりしては、、ズキューン!


4.Skydiver

ほら、何でもないさ、考えるよりトライしてみなよ、爽快な空へさ♪
くよくよする地面を離れ、モヤモヤする胸を吐き出し、飛べ~
みたいな感じ、、いや~好きだな~この曲!
Sky~~...♪diver~~...♪、、と、コーラスが増えていく様子が楽しい
マークが飛んだ先から誘う、、大丈夫だ、ほら、ここまで飛んで来いよ~
あひゃーーー飛ぶ~~~、、ズキューン!☆


5.Mighty Man

マークの音色がシーンを映す、それはそれぞれがイメージする世界
現在と過去を結ぶ境界に立ち、男が見たもの、、
ワタシの頭では、何故か馬のシルエット、、(何でいつも馬だ?)
それが過去で、またがった男がこっちを見ている
ジュワ~~ン♪、と、鳴るマークのギターがとてもいい
男は自分の先祖を見た、、の勝手なイメージに、、ズキューン!


6.Broken Bones

これ、、サイコーにかっちょいい!文句なし!
このアルバムのベスト中の一つ!・・・と、今の段階では言いたい
マークの音楽は、予想も付かないもので攻め込んでくる

身体中を揺らさずにはいられない、、リズムに土を感じさせる
土から生まれその土に返る、、四肢を当て耳を当て、その声を聞く
何度も何度も土を踏みしめ、大地を想うルーツのような響きが堪らない!
ずっとずっと延々と聴いていたい曲は、そうはない
これがその曲、、だから、文句なしにズキューン!☆


7.Long Cool Girl

マークのギター、、どこがどう、、に関しては、まるで分からない
とにかく音の響かせ方が好きだ 特に、アコースティックに限っては
沢山のパートが重なっていく毎に、次第に気配が消されていく
ワタシは、その奥で囁くように奏でるマークのギターの音が好きだ
ルースの声が物憂げな佇まいを漂わせ、流れるマークのメロディ
重さを見せない二人のコーラスに、哀愁が絡む、、ズキューン!


8.Lights Of Taormina

大御所ボブ・ディランさまとマークのフォト、、ずっと若い頃から共演し
親交のあるマークにとって影響は大きく、偉大なボブさま
不思議と、歌い方もボブさまのように聴こえる、、しかし
ワタシはマークの偉大さにも追い付かないのに、ボブさまなんて
とんでも語れない、、そもそも、何も知らないのだ、、(投石覚悟)
だから、マークを通じ、雰囲気を嗅ごうと思う、、(冷や汗)

何だかね~フラ♪のイメージなんだなあ~、、ゆったりと流れる景色
波と風、そして輝く光と花、それを優雅に表現するフラガールが見える
シーンは違っても、世界中にある絶景的な美しさを曲に乗せて、、ズキューン!


9.Silver Eagle

マークの指が弦を弾(はじ)く、、走りを止め、歩くように、、
急いで向かった目的地で、重い荷を解き、解放された後
速い足を捨て、帰路へと歩く、、その横を飛ぶように過ぎる銀色の車体
長距離往復を繰り返す、トランスポート的イメージ、、
故郷を離れ、ひたすら走る道、そして少しの安息に見る季節、、
マークが鳴らす音と周りが溶け込み、勝手な映像となるんだなあ~
やっぱり、マークの世界は男たちの姿が似合う、、ズキューン!


10.Beryl

ニクイ・・・!こういう出だしでやってくれるのね、マーク!
若大将まっつあお!(笑)の、テケテケサウンド♪で飛ばすんだから
まったく、マークの音楽とセンスには参った参った!
さらりと流すだけに印象度バッチシ、、そういうカッコよさがマークなんだわ
粋なセンスに歌詞も絡み、姉御フォトが一層深く物語る、、

どの国、どの街でも、「生きる」という、人間の強さを感じさせつつ
どんなにシリアスな日常でも、流れる時のように歌うマーク、、
貪欲に生き抜く、、人間が持つ、したたかにも似たシーン
僅か、3:10に乗せた世界感に、、即行でズキューン!!!☆


11.Wherever I Go

マークとルースが、同じスタンスで歌う美しい曲♪
アルバムを締め括る色と香りに、うっとりする
盛り上がりのソロで、ナイジェル兄貴のサックスが一層引き立てる
バラードを彩るに相応しい、伸びやかなサックスの音色は
どんなシーンも、愛をテーマにしてしまう、、

マークが求める寄り添いの形は、声と音とを見事に調和させる
そのどれもが、カップの中を溶けて回るミルクのように
美しい円を描きながら、揺らしてくれる、、ズキューン!


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□■*:;;;:*□■*:;;;:*■   BonusTracks   □■*:;;;:*□■*:;;;:*■

12..38 Special

バンジョーの響きって、単純にカントリー酒場&カウボーイハットのイメージ
馴染みのバンドに合わせ、踊る者と手を叩き囃す者
新顔がふらりとやって来て、凄腕のハスラーぶりを見せる
ストレートの酒も強く、ポーカーもあっさり勝ち、周りの反感を買う
バンバンと目にも止まらぬスピードで、カウンターの瓶を撃ち
涼しい眼で笑う、、やめときな、、俺は酒が飲みたいだけだ、、
飲んだら出て行く、、だから、そのまま(歌&踊り)続けてくれ、、
ジャカジャカ♪を再開したバンドの軽快なサウンドがいい~♪
完全に映画の見過ぎで、イカレタこの頭に(笑)、、ズキューン!


13.My Heart Has Never Changed

一定で進む、マークの声とギター
アコースティックの柔らかさと優しさに、何度触れても感動する
それを包むように、広く覆うエレキの艶やかな音
風のそよぎ、雲、見渡すフィールドと、そこに立つマークの後姿
そう、このアルバムジャケットの景色を浮かべるのだ
流れに任せ、また動き出す、、追跡(Tracker)とは
追うばかりではない、止まり維持する、充電にも似た感覚、、
いつも変わらない心、、そんな歌に、、ズキューン!


14.Terminal Of Tribute To

ボーナストラック、、ワタシにとってそれはまさに、この曲だった!
引き込まれるような哀愁ビートに、エコーが広げるマークの声は
誰もが、ドラマティックなシーンを思い起こすだろう
一見、どこにでもありそうなメロディかも知れない、、
しかし、マークの色は曲が進むうちに、こうあって欲しい、、
と、いう、聴き手が求める香りを放ってくれるのだ
いや、それ以上にもっと激しく、哀しく、苦しさにも似た感情を
その声とギターに乗せて、、いや~ん、、好きだーーーーこの曲は!

ハモるようなマークの歌い方、、そして後半から入るコーラス
Ter~~minal... Of~~... Tri~~bute... To~~...♪
タイトルを伸ばしながら歌うコーラスが、何とも堪らない!
ライヴのバッキングで歌うDr.たちの姿が重なって、思わず熱くなる
震えるような揺さぶりマークに、、完全ズキューン!☆


15.Heart Of Oak

ストーリーテラーの如く、音にし、声にして魅せるマークの世界
常にそこにある情景から描き出す物語は、些細なもの
まるで、物語を語り聞かせるようなマークのメロディ、、
遠い日々を忘れず、川の流れのように歌にする
自らが癒されるからこそ、それが出来るんだよね、、ズキューン!


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・・・っと、ここまで書いた勝手なイメージに、自分で可笑しい、、
何せ、マークの音が好きなだけの騒動で、テクニックとか、機器とか
まるで知らんし、、ね?これで語るなかれ、、ってな!?

でもね、今回のアルバム、、ワタシ、ひょっとして一番好きかも、、
何だかとってもマークが近い、、そんな感じに包まれた新譜なのだ
☆印が物語るように、じぇんぶに付けたい位に素晴しいアルバムだった
だって今でも、、ギュンギュンなんだからあ~~♪
(あったかい、、と言いたいのか、、)
ダラダラのお付き合いに、感謝ズキューン!\(=^▽^=)/


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もうもう、、完熟サイコーー!!!ズキューン!!!






2015年04月04日

新しい薫りが「遂に!」届いた日(第一夜)・・・(New Album - Tracker♪)


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待ち遠しくもあり、とうとうやって来たんだ、、という
感慨深さにも似たマークの新譜「Tracker♪」
届いたのは昨日、しかし、即行で行くハズがタイミングが合わず
一日遅れでの我が家到着~♪ わわ~おめでとう!(めでたいのか)
マーク、、待ってたよーー長旅お疲れさん!
ささ、、おもてなしの第一夜に浸ろう~☆


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そもそも、おもてなし、、とは何ぞや、、???

はい、これはCDやDVDなど、待ちかねた品は、その時間が
長ければ長いほど、余計に届いた時の感動が増すわけで
特に今回のマークに関しては、予約後の入荷に対し
密林さんから、ひょっとしたら・・・の不安極まりない状況を
知らされただけに、うう、、マーク、、よかった、ホントによかった、、
無事にGoing Homeしてくれて、、(Homeって、、)

その余韻に浸るのが、ワタシの「おもてなし」流♪
ここからは、↑上のフォトの通りでして、、すぐカメラに収めるのよね~アヒヒ~(^∀^)

はいはい、それじゃあ~、まずはゆうぱっく様の梱包をチョキチョキ
うう、、感動だ、、もうもう、、もうねえ~はるばる来たのよね、、(泣)
おおーーー!美しい~☆新品だ~(当たり前だよ)

さて、インポート仕様の難点は、ここからなのよ(T_T)
つまり、フィルムがピッタシなので、開ける際に手間取るのよ
こっちのCDは、多分、開封のプルフィルム?が横っちょにあるでしょ
これって、日本だけ、、?あれがあるのと無いのとではね
じぇんじぇん違うのよね、便利でしょ?キャラメルみたいに
すぐにペラペラ~っと開封できてね、、この拘りってワタシだけ?
だから、フィルムの開け口に四苦八苦するのよ、もう~(/TДT)/
仕方がないから、カッターでちょいカットして、ペラペラ~っと開ける
ああ、、勿体無い、、開けてしまった、、。゜(´□`。)°゜(開けにゃ始まらんだろ!)

おふぉふぉふぉ!パカッと開けたら、今度は香りを嗅ぐのよ
一番に飛び込むのが、ブックレットとCD本体ね
おお~この赤い目玉のようなスイッチは何だ!?パワースイッチか?
クンクン(犬かい)、、ほほう、独特の油紙のような匂いだ
CDのプリントが青い空、シンプルで綺麗だなあ~☆
そいでもって、CDをパカッと外したら、いや~ん!ワタシの好きな
抱えたギターのフォトじゃないの~!これいいわあ~前々回の
「独りごと・夢時間(ひととき編)」の時に飾ったフォトにズキューンになって以来
ワタシのPC背景に決定したのよ~あひゃひゃ!一緒じゃないの~♪
ここで感動テンションMAX中・・・ひゃひゃひゃ~ウレシイ~(o^∇^o)ノ
(こんなコトじゃ、いつになったら曲を聴くんだい!)

ブックレットに収められたフォトが、曲とのメッセージとなっていて
込められた世界を感じさせる、、ワタシはブックレットの英語こそ
読めないが、バックに広がるフォトの香りが好きだ
一つ一つを想像しては、また、自分の感情を重ね、曲を聴く

素敵だなあ~マークのセンスは渋くてシンプル
これこそ、彼の姿を表すそのものって感じ、、でも、それって
いいモノ作りが出来ないと、ただの地味なだけなんだよね
マークのセンスは、大人の香りに溢れていて、惚れ惚れするんだなあ

ってな訳で、、(笑)ワタシ流の怪しい限りな
おもてなし第一夜は、じっくり眺めるジャケット&味わう香り
と題してみよう~☆

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やっと届いたか~よかったな~!
いい香りをクンクン味わって、じっくり楽しんでくれよ~♪